神道流から神道一心流兵法への発展経緯
宣猶は父の遺徳を顕彰するために門人に諮り、上野不忍池中洲の生池院境内に虚中軒先生碑を建立。この碑は今なお現存する。総費用二十一両一分三朱余。
碑文中「虚冲軒」とあるは、碑文選者の清水赤城が華字として撰文したもので、華字として用いたが、宣猶は不服を漏らしたという。誤字という見解であったようである。